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共同通信
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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)がテレビ番組で名誉を毀損されたとして、ジャーナリスト有田芳生氏と、番組を放送した日本テレビに対して計2200万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は12日、請求を棄却した。
判決によると、有田氏は2022年8月、日本テレビの番組で教団について「霊感商法をやってきた反社会的集団だってのは警察庁ももう認めている」と発言。荒谷謙介裁判長は、政治家が教団と関係を断つ方法を質問された有田氏が回答した一部分に過ぎず「独立して視聴者の印象に残るものではない」として、名誉毀損に当たらないと結論付けた。