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共同通信
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能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市の市立小4校で14日、卒業式が開かれた。各校は避難所になっており、飯田小は市内の多目的ホールを会場に選んだ。同小の6年生14人を代表し、田端真衣さん(12)が地震で一変した生活でも「共に積み重ねてきた思い出、絆が私たちを支えてくれました。前を向いて、顔を上げて14通りの道を歩んでいきます」と力強くあいさつした。
開始前には犠牲者に黙とうをささげた。四十住基子校長は式辞で、児童が避難者の役に立とうとラジオ番組を作って校内で放送したりした取り組みに「皆さんには人を勇気づける力があります」とたたえた。