ガーシー被告に有罪、俳優ら脅迫

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共同通信
ガーシー被告

 俳優らを動画サイトでの暴露投稿で脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)など五つの罪に問われた元参院議員ガーシー(本名・東谷義和)被告(52)に東京地裁(佐伯恒治裁判長)は14日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。

 被告は初公判で起訴内容を認めて謝罪。弁護側は脅迫行為に常習性は認められないとしていた。

 起訴状によると、2022年2~9月、ユーチューブなどで俳優綾野剛さん(42)ら4人を脅迫したなどとされる。昨年2月には綾野さんら2人に告訴状を取り下げさせようと考え、脅したとしている。

 被告は22年7月の参院選比例代表で旧NHK党から初当選。一度も登院せず昨年3月に参院本会議で除名された。滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)から同6月に帰国し、警視庁に逮捕された。