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共同通信
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【ワシントン共同】米労働省が14日発表した2月の卸売物価指数はモノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より1.6%上昇し、伸び率は昨年9月以来、5カ月ぶりの大きさとなった。上昇率の拡大は2カ月ぶりで、市場予想の1.1%を上回った。サービスの価格が2.3%上昇したのが全体を押し上げた。
金融市場は米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利の引き下げを決める時期に注目しており、判断材料となる物価動向が焦点となっている。12日に発表された2月の消費者物価指数も前年同月比上昇率が3.2%と2カ月ぶりに拡大しており、インフレの根強さが改めて浮き彫りになった。