Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】ウクライナ南部オデッサ州に15日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、州知事らによると少なくとも14人が死亡、46人が負傷した。住宅や民間施設が被害を受けた。ロシア西部でもウクライナ側の攻撃が激化し、この日始まったロシア大統領選の投票に伴い、双方が攻勢を強める形となった。
ウクライナ東部ドネツク州の大半を実効支配する「ドネツク人民共和国」トップのプシーリン氏は15日、同日未明にウクライナ側から複数の砲撃があり、中心都市ドネツクで子ども2人が死亡したと明らかにした。タス通信などが伝えた。
ロシア西部ベルゴロド州では多連装ロケット砲7発が撃ち込まれるなどして少なくとも1人が死亡した。
ロシア連邦保安局は15日、ウクライナ情報機関と協力してロシア国防省付近への無人機攻撃を企てた疑いで、モスクワ在住の男を拘束したと発表した。
一方、ウクライナ国防省情報総局の報道官は14日、ベルゴロド州とロシア西部のクルスク州にウクライナを拠点とする反プーチン派のロシア人武装集団が侵入し戦闘中との認識を示した。