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共同通信
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福井県永平寺町で16日、特定の条件下で無人運転が可能な「レベル4」の自動運転車両による運行サービスが再開した。昨年10月、自転車との接触事故を起こしたためサービスを中止しており、運行は約4カ月半ぶり。
町などは昨年12月からの走行試験など追加学習を通じ、主な事故原因となった障害物を検知する人工知能(AI)カメラの認識能力を向上させた。自動ブレーキの精度を上げるため当面の間、運行データを記録する補助員が後部座席に同乗するため、6人乗りとなる。
運行サービスは昨年5月に始まり、自転車と歩行者の専用道路の決まったルートを最高時速12キロで走行する。