日鉄買収反対の悪影響否定

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共同通信
カービー大統領補佐官(AP=共同)

 【ワシントン共同】カービー米大統領補佐官は15日の記者会見で、バイデン大統領がUSスチールの買収に反対する声明を出したことについて、日米関係に悪影響を与える可能性を否定した。日米同盟は非常に強固だと強調し、今回のバイデン氏の声明で「傷つくことは一切ない」と述べた。

 カービー氏は、バイデン氏が「国内の鉄鋼労働者を支える姿勢を明確にしてきた」とし、声明もそれに沿った内容だと説明。岸田文雄首相が4月に訪米する際、強固な同盟関係の維持に向けて「協議すべきことが山ほどある」とも語った。