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共同通信
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【サンパウロ共同】ベネズエラの与党、統一社会党は16日、7月28日の大統領選に党首の現職マドゥロ大統領を擁立することを正式に決めたと発表した。3選を目指すマドゥロ氏は独裁を進め、野党の有力候補が出馬を阻まれており、公正な選挙が困難になっている。
首都カラカスで開かれた集会で、マドゥロ氏は数千人の支持者を前に「新たな勝利に向かって進もう」と訴えた。
野党側は昨年10月、政権に対する強硬な姿勢から「鉄の女」の異名を持つマチャド元国会議員を統一候補として選出した。しかしマドゥロ氏の影響下にある最高裁が今年1月、汚職に関与したとしてマチャド氏を15年間の公職追放処分とし、立候補を禁じた。