「政権奪還後、最大の試練」

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共同通信
公明党の山口那津男代表

 公明党の山口那津男代表は17日開かれた自民党大会であいさつし、派閥政治資金パーティーの裏金事件について危機感をあらわにした。「国民の大きな不信を招いている。2012年の政権奪還後、最大の試練に直面している」と強調した。再発防止のため政治資金規正法改正の具体案を早急に示すよう求めた。

 裏金事件を受けた衆参両院の政治倫理審査会を念頭に「残念ながら国民の納得感を得られるところに至っていない」と指摘。自民議員処分を厳格化する党則などの改正に触れ「しっかり見届けたい。そのルールに基づいた新たな連立政権の運営に、力を合わせ進んでいきたい」とも語った。