西田氏「出処進退、自ら示せ」

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共同通信
自民党の西田昌司参院議員

 自民党安倍派の西田昌司元政調会長代理は17日、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関係した同派幹部の自発的な進退判断を求めた。「党に処分されるより、自ら出処進退について責任を示すことが、信頼回復への一番の道だ」と強調した。党大会終了後、記者団の取材に応じた。

 安倍派では、2022年に安倍晋三元首相の指示で還流中止を決め、安倍氏の死去後に復活させた経緯がある。西田氏は、その際の協議に参加した塩谷立元文部科学相ら幹部4人に対し「大きな責任がある。『知らない』というのは非常識」と断じた。

 安倍派幹部の進退や議員の処分時期については、「今月中に示さなければならない」と語った。