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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は18日、モスクワ中心部の「赤の広場」で開かれたクリミア半島の併合10年を記念する集会に参加した。ウクライナ侵攻後に併合を宣言した同国東部・南部4州のロシアへの統合をクリミアと同様に推進していく決意を示した。
プーチン氏は2014年3月18日に自身で宣言したクリミアの併合を「母港への帰還」だと述べ、10年経過したことに祝意を表明。「クリミアは戦略的に重要なだけではなく、ロシアの誇りだ。自分と祖国を分離して考えなかった人々の意思が帰還を実現させた」と語った。