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共同通信
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自民党は18日、総裁直轄の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」(会長・麻生太郎副総裁)を開いた。昨年11月以来、2回目の会合。皇族確保策として女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案について議論し、異論は出なかった。木原誠二事務局長は「多くの方が理解を示し、反対意見は出なかった」と記者団に説明した。皇室典範改正も視野に入れた党見解策定へ協議を続ける。
麻生氏は会合で「皇室の在り方は国家の根幹をなす、極めて重要な課題だ。限られたメンバーで、静かな環境で議論を深めたい」と語った。この日は、立憲民主党が議論を求める「女性宮家」は取り上げられなかった。