秋元司被告、衆院補選に出馬へ

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共同通信
秋元司被告

 公選法違反の罪に問われた柿沢未途被告の議員辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙に、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で収賄などの罪に問われた元衆院議員秋元司被告(52)が立候補する意向を固めたことが19日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、秋元被告は控訴審判決を22日に控えているが有罪、無罪にかかわらず出馬する。無罪だった場合は、自民党に公認申請するとしている。20日に本人が記者会見し正式に表明する。

 東京地裁は2021年9月、懲役4年、追徴金約758万円の実刑判決を言い渡した。秋元被告側は無罪を主張して控訴した。