世界と繋がろう! 宮崎県から世界へ挑戦

 

世界と繋がろう!
宮崎県から世界へ挑戦

3月2日〜11日、宮崎県から世界へ挑戦するグローバル人材の育成を目指すプログラム「世界と繋がろう!高校生海外留学支援事業」の一環で、20人の高校生がニューヨークを訪れた。

高校生はニューヨーク滞在時、街並みを観光し、ブロードウェイなどの演劇鑑賞を体験した。また、アメリカトップの大学(ハーバード大学、MIT、コロンビア大学)に通う学生と交流し、研究内容を発表。大学の講義を体験し、政府機関や現地進出日系企業などを訪問、視察や意見交換を行った。

3月4日には、コロンビア大の大学院に通う日本人学生3人との交流会が行われた。まず、大学院生3人が、自己紹介を含め、どのような経緯でコロンビア大に通うことになったのか、何を学んでいるのかを紹介した。

その後、高校生1人1人が将来の夢やこの留学経験を通して学びたいこと、興味のある研究テーマなどを英語で発表した。学生の興味のあるテーマは、最新のテクノロジーから、建築、食、教育についてなどに及んだ。高校生の一人は、家族の被爆体験を通して平和研究に興味を持ったことを発表。平和の定義とは何か、などを今後の研究テーマにしたいと語った。別の学生は、食や農業への興味があることを発表し、この留学中に日本とアメリカの食文化の違いや、日本の食文化が海外ではどう受けとられているのか、自分の目で見て体験したい、と語った。

他にも、日本とアメリカの「認知症」の受け取られ方の違いやことわざのほか、現在の男女平等の風潮が日本のランドセルの色の役割にどう影響しているか、など様々なアイディアをプレゼン。大学院生からの的を射たコメントも得て、高校生たちの心にも響いたように見えた。(Ayano Yukimoto)

 

高校生が英語でプレゼンをする様子

 

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