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共同通信
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【ニューヨーク共同】19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=150円96銭と昨年11月中旬以来、約4カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。
日銀が金融政策決定会合でマイナス金利の解除を決定したが、植田和男総裁の発言などから今後も緩和的な金融環境が続くとの見方が広がった。日米の金利差が開いた状態が続くことが意識され、円売りドル買いが膨らんだ。
午後5時現在は、前日比1円73銭円安ドル高の1ドル=150円82~92銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0861~71ドル、163円88~98銭。
利下げ開始が予想されていたより遅れるとの見方も円売りドル買いを後押しした。