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共同通信
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新型コロナウイルス無料検査事業で東京都から受け取った補助金を委託先に支払わず別の用途に使ったとして、都内の美容クリニック院長が東京国税局から約10億円の申告漏れを指摘されていたことが21日、関係者への取材で分かった。過少申告加算税を含む追徴額は約6億円とみられる。
関係者によると、指摘を受けたのは東京都荒川区で「スキンシアクリニック」を運営する石山実穂院長。都に事業者登録を申請し、都内で複数の新型コロナ無料検査所を開設した。委託費用として約28億円の補助金を受給し、経費として税務申告。検査業務は外部の業者数社が担った。
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