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共同通信
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20日午後7時20分ごろ、愛知県常滑市の名鉄空港線中部国際空港―りんくう常滑間の空港島と陸側を結ぶ橋上で、中部国際空港発名鉄岐阜行きの特急が設備故障で動けなくなった。名古屋鉄道によると、乗客約400人は午後9時過ぎ、りんくう常滑駅まで線路を歩いて移動した。
名鉄や中部国際空港によると、けが人や体調不良者は確認されていない。送電設備が損傷したとみられ、常滑―中部国際空港間で上下線とも終日運転を見合わせた。復旧には相当の時間がかかるとしており、21日も始発から同区間で運転を見合わせる。20日夜は空港島から出られなくなった乗客が駅構内などに滞留したため、代行バス運行などで対応した。