スクールバスEV化で助成金
7700万ドル、貨物トラックも対象
アダムズ・ニューヨーク市長は18日、市内の道路を走るスクールバスとトラックのEV化を進めるため、連邦超党派インフラ整備法から総額7700万ドルの競争的資金を受けたことを明らかにした。
米環境保護庁(EPA)の「クリーン・スクールバス助成プログラム」からの6110万ドルの助成金により、新たに180台のEVスクールバスが市の車両に追加。市のEVスクールバスの数は4倍に増える。さらに、米運輸省(USDOT)の「充電・燃料補給インフラ補助金プログラム」から1500万ドルの助成金を受け、ニューヨーク州で最も多忙な大型トラック輸送先であるハンツポイント食品流通センターに、国内初となる貨物に特化したEVトラックおよびEV自動車充電基地を建設する。
同基地には、急速充電器と普通充電器の両方を設置し、ハンツポイント地区を毎日通過する約1万5千台のトラックの電気自動車への移行をサポートする。計画には、労働力開発プログラムやコミュニティ・イベント、ドライバーの休憩所などとして使用される多目的ビルの開発も含まれる。市のスクールバス車両を電動化するための計画と調整の取り組み支援として、エネルギー・運輸統合局の「ライド・アンド・ドライブ・エレクトリック・プログラム」から150万ドルの助成金を受けた。
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