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共同通信
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天皇、皇后両陛下は22日、能登半島地震の被災者を見舞うため、羽田発の特別機で石川県に入られた。訪問は日帰りで、輪島市と珠洲市で避難生活を送る人たちと面会するほか、被害状況を視察する。両陛下が発生間もない被災地に足を運ぶのは、台風19号などで被害が出た宮城、福島両県を訪問した19年12月以来。
両陛下は午前11時前、能登空港に到着。馳浩知事から被害状況の説明を受けた後、自衛隊のヘリコプターで輪島市中心部に向かう。犠牲者が出た地域を見て回り、避難所で被災者と懇談し、災害対応に当たる関係者らをねぎらう。その後、ヘリで珠洲市に移り、津波の被害を視察するほか、避難所に足を運ぶ予定。