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共同通信
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愛知県の名鉄空港線中部国際空港―りんくう常滑間の橋の上で、特急が設備故障により停止したトラブルで、名古屋鉄道は21日、約310メートルの範囲で、架線を支える金具の損傷を確認したと明らかにした。原因を調べるため、外部機関に調査を依頼する。
名鉄によると、運転士が走行中、後部から衝撃音を聞き、りんくう常滑駅の約550メートル手前で停車した。1本前の列車が通過した際、異常はみられなかったという。名鉄の風速計では、徐行や停止を判断する値は出なかったとしている。
停車した車両では窓のひび割れやパンタグラフの破損も見つかっている。名鉄は復旧作業を進め、22日始発から通常運転を再開させる予定だ。