Published by
共同通信
共同通信
斉藤国交相は22日の閣議後記者会見で、トヨタ自動車グループの豊田自動織機から同日午後にエンジンの認証不正問題を巡る再発防止策の提出を受けると明らかにした。国交省が道路運送車両法に基づき改善を促す是正命令を2月22日に出し、1カ月以内の報告を求めていた。
是正命令は2022年9月の日野自動車、24年1月のダイハツ工業に続き3例目だった。いずれもトヨタグループの企業。
相次ぐ不正を受け、国交省は自動車やエンジン、ライトなどの大量生産に必要な「型式指定」を申請している全てのメーカー計約80社に不正の調査と4月末までの報告を指示している。近く有識者検討会を設置し、対策を議論する。