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ニュージャージー州環境保護局のラトゥーレット局長は20日、一般家庭への鉛管給水が完全に廃止されたはずのニューアーク市の住宅の水道管12本から、鉛成分が検出されたことを明らかにした。同市では今年2月にも、交換されたはずの住宅の水道管3本から鉛の成分が検出されたとの発表があったばかりだ。
同局長によると、今回、鉛の成分が検出された12本の水道管は、1300軒の住宅から対象を絞り込んで検査した90本の水道管の中から発見されたため、代表的なサンプルにはならないと強調。検査の対象となった水道管の13%から鉛が検出されたからといって、市の水道管の13%から鉛の成分が検出された可能性があると推測すべきではないと注意を促した。
同市では、一部の住宅で、鉛濃度が上昇していた水道水から鉛成分を除去するフィルターに効果が見られなかった為、2019年から2万3千本の鉛管を安全な水道管に取り替える作業が行われた。残存する鉛の問題がどの程度広がっているかは不明で、当局は調査を継続中だ。さらに多くの住宅が検査される可能性もあるという。鉛管を交換した下請け業者や問題の水道管が見つかった地域も明かされておらず、当局からの情報が不十分だとする、不満の声も上がっている。(20日、ゴッサミスト)
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