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エアビー取り締まりで値段高騰
ホテル価格も上昇、宿探しに苦労

ニューヨーク市が、Airbnbやその他の短期レンタルの取り締まる法律を施行してから6カ月が経過した。この間、市内で宿泊施設を探すのは一段と複雑になり、値段は高騰。市場調査会社の調べによれば、この半年で短期Airbnbの数は1万5千以上減少した。他方、ホテル価格の高騰を受け、利用できる短期レンタルが少なくなっており、市外から訪れる旅行者は宿探しに苦労しているのが実情だ。
データ会社の関係者によると、ニューヨークのホテルは好調だった2023年に引き続き、今年も好調を維持しているという。宿泊料金は、年間で最も高いピーク時にあたる12月が1泊平均393ドルで、前年12月の355ドルから上昇した。これに対し、23年12月、AirbnbとVrboに30日未満で掲載された一軒家やアパートメントの1泊平均は404ドルで、前年同月の365ドルより上がった。
市は23年9月、短期賃貸物件の全てのホストに届け出を義務付けるとともに、ホストは実際にその物件に住んでいることを求める法律を施行した。Airbnbでの宿泊を検討している旅行者は法律を警戒し、検討している場所が合法かどうか分からないという。また、ホテルを利用する旅行者は、競争が少ないこともあり、高い料金に遭遇している。(16日、ウォール・ストリート・ジャーナル)
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