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共同通信
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天皇、皇后両陛下が6月下旬、国賓として英国を公式訪問される方向で政府が調整を進めていることが24日、宮内庁関係者への取材で分かった。2020年に即位後初の外国訪問先として予定されたが、新型コロナウイルス禍で延期になっていた。
日程は1週間程度となる見通しで、バッキンガム宮殿での歓迎行事やチャールズ国王主催の晩さん会などへの出席を調整している。公式行事のほか、両陛下が留学していたオックスフォード大を訪れることも検討しているという。
英王室は2月、チャールズ国王ががんと診断され、治療を始めたことを公表しており、両国政府は国王の体調などを考慮し、調整を進める。