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共同通信
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木原稔防衛相は24日、陸上自衛隊竹松駐屯地(長崎県大村市)を訪れ、日本版海兵隊とも呼ばれる離島防衛の専門部隊「水陸機動団」の第3連隊新編式典に出席した。海洋進出を強める中国を念頭に「島しょ防衛は国の存立に直結する。力による一方的な現状変更は決して許さないとの意思と能力を明確にしなければならない」と訓示した。
発足した第3連隊の隊員は約600人で、同県佐世保市の相浦駐屯地が拠点の第1、第2連隊などと合わせ、水機団全体では約3千人規模となる。木原氏は「迅速に機動展開できる体制が構築され、抑止力・対処力がより一層強化される」と意義を強調した。