石破氏地元で自民推薦1位

Published by
共同通信
政治資金パーティーであいさつする自民党の石破茂元幹事長=2月、鳥取市

 鳥取県議2人の辞職と失職に伴う補欠選挙(鳥取市選挙区)が24日投開票され、自民党推薦の新人が、日本維新の会の元市議ら2新人を抑えて最多得票での当選を確実にした。鳥取市を含む衆院鳥取1区選出の石破茂自民元幹事長は連日のように応援入り。次期総裁選対応で注目を集める中、面目を保った形だ。

 自民が推薦したITエンジニアの猟師山本暁子氏(42)と、維新の玉木裕一氏(46)が議席を得た。立憲民主党などが推薦した連合鳥取職員吉田正氏(65)は及ばなかった。投票率は27.60%。

 玉木氏は22年の鳥取市議選で新人ながら歴代最多の票を獲得。馬場伸幸代表や音喜多駿政調会長が駆け付けトップ当選を目指した。