RELATED POST
ワシントンの桜、すでに開花ピーク
観測史上2番目に早い見頃

米国立公園局は17日、首都ワシントンの桜がすでに開花のピークを迎えたと「X(旧ツイッター)」で発表した。1921年に観測が始まって以来、史上2番目と、記録的な早さでの満開で、温暖化の影響が指摘されている。これまで最も早く開花したのは、90年で、3月15日だった。
タイダルベイスンの今年の開花ピークは、平年より2週間ほど早く、2000年と並んで史上2番目の早さだった。3月20日から4月14日まで開催される「全米桜まつり」の正式な開幕に先んじ、また、初期の開花予想より早く見頃を迎えた。開花のピークは、6段階のつぼみの成長サイクルの最終段階で、桜の花の70%が開花したときに満開とみなされる。今年は桜のつぼみは、わずか15日間でこのサイクルを通過。過去20年間のどの年よりも短かった。
この早い開花は、最近の傾向に一致する。過去百年の間に3月の気温が上昇するにつれて、開花ピークの平均は4月4日から3月30日へと約6日早まっている。今年を含め、過去5年間はいずれも3月29日以前にピークを迎えていた。昨年は3月23日で、1週間以上早かった。今年の3月の平均気温は例年を9度以上上回り、観測史上2番目に暖かい3月となった。氷点下の日は、2月26日以来、訪れていない。(17日、ワシントンポスト)
→ニューヨークの最新ニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
NY初の「バンダイ」体験型施設に潜入!200台を超えるガシャポンに、アメリカ初のゲーム機も
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
無料で雑誌「The New Yorker」の世界にどっぷり浸れる、今行くべき展覧会
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル
-
NYの水道水にまさかの事実 塩分濃度が3倍に、向こう30年で許容量を超える懸念
-
NY名物のステーキ、ずばりオススメの店は? セレブ御用達や「フライドポテト食べ放題」も