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共同通信
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伊勢神宮参拝などのため、三重県に滞在している天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは27日、飛鳥時代から南北朝時代、天皇に代わって伊勢神宮に仕えた「斎王」の資料を集めた斎宮歴史博物館(明和町)を視察された。
斎王は天皇の代替わりごとに未婚の皇女が選ばれた。愛子さまは担当者から説明を受けながら回り、学習院大の卒業論文で取り上げた式子内親王の和歌の展示を見て「卒論で扱いました。美しいですね」と話した。博物館は、斎宮寮という役所の復元模型なども展示している。
愛子さまは、近くの「いつきのみや歴史体験館」にも足を運んだ。
午後に奈良県橿原市へ移り、初代天皇とされる神武天皇の陵を参拝する予定。