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共同通信
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小林製薬(大阪市)の紅こうじサプリメントを巡る健康被害問題で、大阪市の横山英幸市長は29日、自身を本部長とする市対策本部を週明けにも設置する方針を明らかにした。市役所で記者団の取材に答えた。小林製薬本社や昨年12月に廃止された市内の工場への立ち入り調査については「十分検討の可能性はある」と述べた。
横山氏は「対策本部という形にステージを上げて、国などと連携して対応していく」と説明し、専門家も招き、状況確認や今後の対応検討を進めるとした。
紅こうじの原料を製造していた市内の工場への立ち入り調査については「可能な限り情報収集しなければいけない。必要なら調査はどんどんすべきだ」と話した。