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共同通信
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太平洋戦争末期の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)で30日、25回目となる日米合同の慰霊式が開かれた。両国から約170人が参列し、約2万9千人の戦没者を追悼。日本側の遺族でつくる硫黄島協会の寺本鉄朗会長は「悲惨な戦いを繰り返さないように後世に語り継ぐ責任と義務がある」と訴えた。
在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍のロジャー・ターナー司令官は「和解の証しを目の当たりにした。日米同盟は希望の象徴だ」と述べた。
厚生労働省によると、日本兵の死者約2万1900人のうち、約1万1200柱の遺骨が未収用となっている。