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共同通信
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【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ政権に反対する集会が3月31日夜、エルサレムの国会前で開かれた。最近は中部テルアビブを中心に反政権集会が相次ぎ開かれてきた。AP通信によると、この日は数万人規模で、イスラエル軍とイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで昨年10月に戦闘を始めて以降、最大規模となった。
参加者らはハマスが拘束する人質の解放を実現できないネタニヤフ首相に向けて「今すぐ全員返せ」と何度も憤りをぶつけるとともに、早期の選挙実施も求めた。
兄がハマスの人質となっている女性は演説で、人質解放交渉が停滞していることへの不満をあらわにし「努力が不十分だ」と非難した。