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共同通信
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山口市は、性的少数者のカップルを公的に認めるパートナーシップ宣誓制度を1日から開始した。第1号となった30代のカップルは市役所で記者会見を開き、「ずっとこの日を待ち望んでいた。少しだけ前に進み、心から幸せ」と話した。
第1号は市内に住む30代のあきらさん=仮名=とうららさん=同=の戸籍上の同性カップル。同市人権推進課の徳田禎之課長から宣誓書受領証が手渡された。
あきらさんとうららさんは制度のある他の自治体に引っ越すことも考えていたといい、あきらさんは「何で自分が生まれ育った場所を捨てなきゃいけないのか、と思っていた。諦めないで良かった」と喜んだ。