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共同通信
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陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイの佐賀空港配備に向けた新駐屯地建設工事で、土地の所有権が侵害されているとして、工事差し止めを求めた仮処分の申し立てを認めなかった3月21日の佐賀地裁決定を不服とし、申立人のノリ漁師らは1日、福岡高裁に即時抗告した。
申立人のノリ漁師古賀初次さん(75)は地裁前での取材に「土地は私たち一人一人のもの。高裁に良識ある判断を期待したい」と力強く語った。
申立人側は、昨年5月に漁協が国に売却し工事が進む空港隣接地は、漁師らが共有し、売却には全員の合意が必要だと訴えていた。
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