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共同通信
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自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、茂木敏充幹事長は1日、議員処分を決める党紀委員会の招集を要請した。政治資金収支報告書への不記載額が500万円以上となるなどした安倍派、二階派の議員ら39人を対象とする。岸田文雄首相と二階俊博元幹事長は対象に含めなかった。不記載議員のうち残り約40人は、幹事長注意とする方向で検討する。
茂木氏は処分対象の39人の氏名を公表した。党紀委は4日にも開催し、処分を決定する。首相は1日の党役員会で「道義的、政治的責任を厳正に判断したい」と述べた。茂木氏は、二階氏について次期衆院選に不出馬表明した点を重く受け止め、審査を要請しないと明らかにした。