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共同通信
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ロシア外務省のザハロワ情報局長は2日、ロシア軍によるウクライナ侵攻開始直後に首都キーウ近郊ブチャで民間人の遺体多数が発見されてから2年になるのを機にコメントを発表した。ロシア軍の関与を改めて否定し、同軍による虐殺との主張は捏造だと強調した。
ザハロワ氏は、ブチャにロシア軍部隊がいた2022年3月30日までは住民が街を自由に往来しロシア軍に何の不満も出なかったことは「市長も確認していた」と指摘。遺体が写った最初の映像が出回ったのはウクライナ軍が市内に入った後だとした。
犠牲者の氏名公表を求めるロシア側の要求にはいまだに回答がないとし、事実関係を調査する国際的枠組みを設置するよう求めた。