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共同通信
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公明党の北側一雄副代表は2日、安定的な皇位継承に向けた党の意見書を額賀福志郎衆院議長に提出した。北側氏は、皇族数の確保を「喫緊に解決すべき課題」と位置付け、今国会中に各党で合意形成できるよう要請。額賀氏は、自民党の見解がまとまり次第、衆参両院議長の下での各党協議を呼びかける考えを示した。
意見書は、政府の有識者会議が示した(1)女性皇族の婚姻後の身分保持(2)養子縁組による皇統に属する男系男子の皇族復帰―の2案に沿って検討するよう求めた。秋篠宮家の長男悠仁さま以降の皇位継承資格は「将来の検討課題」とした。公明は尾辻秀久参院議長にも提出する。