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共同通信
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中部電力パワーグリッド(名古屋市)は、電柱に作られた鳥の巣が原因で停電が起きるのを防ぐため、住民が見つけた巣の情報や写真を専用サイトから通報してもらうキャンペーンを実施している。愛知県西部地域が対象で、通報者には300円相当のギフトカードを贈る。2日は巣の撤去作業を報道陣に公開した。
キャンペーンは5月31日まで。全国では毎年春先から初夏にかけ、主にカラスの電柱での巣作りが多くなる。巣の材料になった木の枝や針金ハンガーが、高圧の電気の流れる部分に触れることで設備が故障し、停電になる場合があるという。
今回のキャンペーン結果を踏まえ、来年以降の継続や対象地域の拡大を検討する。