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共同通信
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【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日の終値と比べた下げ幅は一時510ドルを超えた。終値は前日比396.61ドル安の3万9170.24ドル。米FRBの利下げ開始が想定より遅れるとの見方が強まり、売り注文が優勢となった。
最近発表された経済指標で米景気の堅調さが示されたことを背景に米長期金利が上昇。IT株などの相対的な割高感が意識され、売りを促した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、156.38ポイント安の1万6240.45。
個別銘柄では医療保険のユナイテッドヘルス・グループや医薬品のアムジェンの下落が目立った。