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ニューヨーク州の動物は「ビーバー」!?
絶滅の危機と復活、その歴史

1975年、ニューヨーク州の動物に正式指定され、州章にも描かれている、州を代表する動物「ビーバー」にまつわるトリビアを紹介しよう。
1600年代にオランダ人とイギリス人によってニューヨークが植民地化された際、交易所ではビーバーの商取引が盛んだった。 ビーバーの生皮を求める猟師や商人は、ビーバーが多く生息するニューヨーク市に集まった。 これに、森林伐採と生息地の消失が加わり、ニューヨークのビーバーは絶滅の危機に瀕し、かつての6千万匹から、ほぼゼロになった。
1900年代を迎えると、州は、州北部のアディロンダック地方を中心に「ビーバーの復活」に取り組み始めた。その後数年かけて、ビーバーの生息数は徐々に増え始めた。 2007年には、ブロンクス川で1匹のビーバーが目撃された。市内でビーバーが目撃されるのは、2世紀以上ぶりだった。それ以来、スタテン島、マンハッタン、ブルックリンの至る所で生息が確認されている。 ニューヨーカーに似て、勤勉で、適応力があり、粘り強いビーバーは、体重30~60ポンド、体長3.5フィートに成長する。ほ乳類では珍しく、一夫一妻制。ネズミではなく、北米最大のげっ歯類だ。ビーバーに遭遇した場合、ダムを荒らしたり、近づいたりせずに、市に報告してほしい。(3日、シークレットNYC)
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