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共同通信
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【ニューヨーク共同】米IT大手メタ(旧フェイスブック)は5日、生成人工知能(AI)で作られた画像や映像、音声に対し、利用者が識別できるようにするラベルを付与すると発表した。フェイスブック、インスタグラム、短文投稿サイト「スレッズ」に投稿されたコンテンツが対象で、規約を改定して今年5月から適用する。
生成AIを使った偽の動画や画像は、拡散して11月の米大統領選などに影響を及ぼすことが懸念されている。メタは作成されたデータなどに基づいてAIが生成したかどうかを識別する方針だが、専門家は全てのコンテンツに対応するのは難しいとの見方をしている。