米3月消費者物価、3.5%上昇

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共同通信

 【ワシントン共同】米労働省が10日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.5%上昇した。伸び率は2カ月連続で拡大し、市場予想の3.4%も上回った。変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数も3.8%上昇で、市場予想の3.7%を上回った。

 金融市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決める時期が焦点となっている。6月にも利下げするとの見方が出ているが、根強い物価高で利下げ時期が市場の予想より遅れる可能性もある。