People創刊50周年、表紙にセレブ集合
オプラ、アニストン、MJフォックスら
ニューヨーク市に編集本部を構える雑誌「People」が創刊50周年を迎える。同誌は10日、オプラ・ウィンフリー、ジェニファー・アニストン、マイケル・J・フォックスらセレブをフィーチャーする表紙を公開した。いつもは「ネタ」にされているセレブが、祝杯をあげている。
ドリュー・バリモア、ヴィオラ・デイヴィス、ドゥエイン・ジョンソン、ニコール・キッドマン、ジョン・レジェンド、マシュー・マコノヒー、セリーナ・ウィリアムズ、そしてリース・ウィザースプーンらも参加。米国のポップカルチャー形成に寄与してきたセレブらだ。発売は12日。
フォックスは1988年、Peopleの表紙に登場し、パーキンソン病であることを告白。「Peopleは私の人生の年代記。感謝している」との声明文を発表した。「E.T.」の子役で注目を集めたバリモアが最初に表紙を飾ったのは9歳の時。以来15回も表紙に現れており、「キャリアの節目節目でPeopleに登場できた」と話している。
この創刊50周年記念号では「パワープレイヤーズ」としてテイラー・スウィフト、ゼンデイヤなどを特集。74年の創刊時に表紙を飾ったミア・ファロー、75年にジョージ・フォアマンに勝ったモハメド・アリ、82年のウィリアム王子誕生、9・11が起きて24時間弱で編集した2001年の特別号などの回顧もある。市内のフォトグラフィスカ(写真美術館)では5月9日から表紙のオリジナルや同誌所有の写真の展示会が開催される。(10日、トゥデイ)