手作り観察キットで皆既日食の観察 ニューヨーク育英学園全日制小学部

 

手作り観察キットで皆既日食の観察
ニューヨーク育英学園全日制小学部

手作りキットで皆既日食観測

 

4月8日に北米大陸を横断する形でたくさんの人々を魅了した皆既日食。ニュージャージーで観測できるのは2017年以来、実に7年ぶりであった。この機を逃すまいと、ニューヨーク育英学園全日制小学部では、全校児童がグラウンドに集まって太陽の満ち欠けの観測を行った。

事前に教室で皆既日食の仕組みを教わった子どもたちは、グラウンドに出るなり「すごい!いつもより暗いよ!」「本当に太陽が欠けて見えるのかな?」と興奮している様子。

観測には遮光板の他に、事前にサイエンスクラス(英語で行われる理科の授業)で手作りした観察キットも大活躍していた。「やった!ぼくのキットでも見えた!」「本当に月の影で太陽が欠けるんだね」と、子どもたちは手作りのキットで観察した世紀の天体ショーに大興奮の様子だった。

天体は小学生の理科の大切な単元の一つ。こうした経験の一つひとつが、子どもたちの好奇心や学習をより深めていく。2024年度、これから子どもたちは更にどんな体験をしてどんなことを学んでいくのか。子どもたちの成長がますます楽しみになる新年度のスタートだ。

(記事、写真提供:ニューヨーク育英学園全日制小学部

小学部_太陽がかけていく様子に驚く子どもたち

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