行方不明の少女、5日後に発見
エアタグと防犯カメラで捜索
ブルックリン区在住の少女(12)が、行方不明になってから5日後に無事発見された。失踪した少女の捜索に使われたのは、アップルのエアタグだった。また、イーストビレッジにある防犯カメラに映っていた、地下鉄に乗っている様子が確認された映像も一役買ったという。
今月9日、トリ・ペロゾさんはクイーンズ区のバカロレア国際教育学校での授業を終えた後、自宅のあるブルックリンのプロスペクト・レファーツ・ガーデンズには戻らなかった。マンハッタン区方面に向かう姿が、鍵に付けられたエアタグで確認できたため、姉のエリアナ・ペロゾさんが届け出た。母親が不在のため、妹の法定後見人であるエリアナさんによれば、同日早朝、学校へ向かうのを見たのが最後だという。その前日、姉妹はけんかをしていた。
エリアナさんは、トリさんのエアタグが自宅のあるブルックリン方面ではなくブロンクス方面に上がっていくのを確認。「その時、彼女は行くはずのない場所に行ったんだと分かった」と振り返る。彼女は友人と共に、ブロンクスの集合住宅までエアタグを追跡。すると、男性が応答したものの「エアタグは拾ったものだ。トリさんは見ていない」と答えた。その後、防犯カメラによって動向が確認され、無事発見、家族と再会した。 (16日、ニューヨークポスト)