生き物を育てる こどものくに幼稚園

 

生き物を育てる 
こどものくに幼稚園

ガーデンで種を蒔いている様子

 

4月に入り、園庭に出ると草花は緑や黄色と色どりを見せ、春の息吹が感じられるようになりました。幼稚園では春の訪れと同時に、自然の神秘を肌で感じる活動に取り組んでいます。それは、植物や野菜の栽培、そして生き物を飼育する活動です。植物や野菜は花の種(種子繁殖)から始めるクラスもあれば、さつまいものように種芋(栄養繁殖)から育てるクラスもあります。

毎日水やりをしながら、芽が出て太陽に向かって成長していく様子を観察していくと、芽が出るために必要なことや自分達にできることは何か考える時間にもなっているようです。

飼育では4才クラスで蚕に取り組んでいます。小さな卵が孵化すると「たいこの(カイコの) あかちゃん うまれた!」と一大ニュースになり、じっと顏を近づけて見たり、時には顕微鏡で蚕の顏の動きをよく観察しながら「かわいいねー」と一生懸命エサを食べている様子を愛でる子ども達。間近で見る生き物の成長や変化を見ることが、命の大切さや自然の偉大さに気づいていくことができるのだと感じます。

(記事、写真提供:こどものくに幼稚園)

 

顕微鏡で蚕を観察している様子

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