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米教師の年間平均給与、約7万ドル
NY2位、カリフォルニアがトップ
米教職員組合「全米教育協会（NEA）」は4月30日、教師の給与に関する最新データを発表した。2022～23学年度の米国の教師の年間平均給与は、6万9544ドルで、全米で最も平均給与が高かったのはカリフォルニア州の9万5160ドル。前年度より7千ドル近く上昇し、3位からトップに躍り出た。
2位は、前年度トップだったニューヨーク州（9万2696ドル）。両州以外で9万2千ドルを超えたのは、マサチューセッツ州だけだった。他のトップ5は、ワシントン州（8万6804ドル）とコロンビア特別区（8万4882ドル）。一方、約20州で6万ドルを下回り、最下位のウェストバージニア州では、5万3千ドルを下回った。フロリダ州（5万3098ドル）とサウスダコタ州（5万3153ドル）が僅差で続いた。ミシシッピ州（5万3354ドル）とミズーリ州（5万3999ドル）も下位5位入り。
働き始めたばかりの新人教師の年間平均給与は、これよりはるかに低く、4万4530ドルだった。NEAの報告によると、20～22学年度よりも3.9％上昇したものの、インフレ調整後では、08～09年の水準を4273ドル下回っている。インフレを考慮すると、教師の給与は10年前より5％低くなっている。（1日、ピックス11）
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