18歳未満、週末門限は午後11時
ニューアークで夜間外出禁止令
ニューアーク市(ニュージャージー州)の全住民が、安全で楽しさいっぱいの夏を満喫できるようにするプログラム「サマー・セーフティ・イニシアチブ」の一環として、3日から、未成年者の週末の夜間の外出を禁止する外出禁止令が始まった。
ラス・バラッカ市長が定めた規則によると、18歳未満の青少年は、金曜から日曜までの午後11時から午前5時30分までの間、保護者の監督なしに外出することが禁止される。夏休みが始まる6月21日からは、週末だけでなく、週7日間に拡大される。ただ、学校行事やアルバイトのための外出は例外となる。
午後11時を過ぎて外出する18歳未満の青少年は、自宅から百ヤード(約91メートル)以上離れた場所にいる場合、成人または保護者の監督が必要だ。保護者の監督なしに、青少年が外出しているのが見つかった場合、市警察は当該違反者を暴力防止・トラウマ回復局(OVPTR)に報告する。その後、OVPTRのウェルネス・レスポンス・チームの担当者が、青少年を自宅住所まで車で送り届ける。保護者と連絡が取れない、あるいは子供を降ろす時間に保護者が家にいない場合は、未成年者を再教育センターで預かる。夜間外出禁止令は数十年前に制定されたが、これまで施行されていなかった。(6日、シークレットNYC)