5月11日【気になったニュース】
COVIDの影響はここにも。。。
皆さん、一週間お疲れさまでした。本日のJapan Paradeには、行かれましたか?天候にも恵まれてよかったですね。3回目ということで、昨年よりも、さらに運営も慣れている感じがしましたね。ストリートフェアは、相変わらずのすごい列で、今年も諦めました。。。(日本食が人気すぎるのは、運営側の問題ではないですしね。。。)Japan Paradeに関しては、月曜の新聞をお楽しみに。
今週は、Teacher Appreciation Weekということで、先生の皆さん、特にお疲れさまでした。 数週間前の“気になったニュース”でも触れましたが、今の先生は、勉強を教える以外にも、様々な点 – 例えば、性別対応(LGBTQ+など)、テクノロジー対応(校内でのスマホの取り扱いなど)、学生の権利への対応(学生反戦デモなど)- で考慮が求められ、それらをSNSで“評価”されてしまいますし、そもそもそのような“複雑な社会”を子供たちにうまく伝えないといけないので、本当に大変だと思います。本当に、ありがとうございます。
今週はというと、引き続き反戦デモは収まる様子をみせず、月曜にはついに「コロンビア大、全校参加の卒業式取りやめ」が発表されました。火曜には、Met Gala会場に迫り、「反イスラエル活動家、米国旗燃やす」という事件も起こりました。
コロンビア大では、金曜から規模を縮小した形での卒業式が始まりましたが、今年の卒業生は、ちょうどCOVIDにより、高校の卒業式も影響を受けた生徒たちなので、大学卒業式でも、十分に祝ってもらえないという状況は、非常に残念に思います。また、コロンビア大などは、海外からの学生も多くいますし、国によっては、ビザ等の関係から、だいぶ前から楽しみに卒業式出席を楽しみにされていた親御さんもいらっしゃると思いますので、子供の晴れ舞台がこのような形で影響を受けるのも残念です。
一方で、このようななかでも、月曜に、コロンビア大は、優れた報道を称えるピュリツァー賞(“The Pulitzer Prize”)を発表し、特別賞には“パレスチナ自治区ガザ情報を取材するすべての記者ら”を選びましたが、このあたりは組織としての強さも感じました。(ちなみに、最高の栄誉とされる公益部門賞は、最高裁判事が共和党支持者の富豪から便宜供与を受けていたと報じた米ニュースサイト、プロパブリカでした。)
もう一つ気になったのは、「AI投資、首位米国10兆円」という記事でしょうか。2位の中国とも10倍近い差ということで、アメリカが突出しているわけですが、日本とは100倍の差というのは、非常に気になりました。今週も、「実質賃金減、過去最長に」という記事がありましたし、インフレのなか生産性を挙げて、給与をあげないことには(少なくともインフレ以上に。。。)競争力もつかないですし、そもそも人口減で、労働人口も足りない状況ですし。。。ワーク・ライフ・バランスの観点からも、DX/AI化を加速しないといけないように思います。
では、本日のJapan Paradeの盛り上がりをそのままに、引き続きよい週末をお過ごしください。
代表 武田 秀俊
今週の1枚
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