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共同通信
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【北京共同】中国に2019年に一時帰国しスパイ容疑で拘束された北海道教育大の袁克勤・元教授が、反スパイ法違反の罪で懲役6年の実刑判決を受けていたことが14日分かった。関係筋が明らかにした。習近平指導部が反スパイ法改正などで「スパイ」の取り締まりを強化する中、中国駐在の日本人のほか、日本の教育機関で研究活動に携わる中国人の拘束が相次いでいる。
最近では神戸学院大の胡士雲教授が昨年夏に中国に一時帰国して消息不明になったことが今年3月に判明。亜細亜大の范雲濤教授は昨年2月に中国に一時帰国し、失踪したことが今年4月に明らかになった。