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10年ぶり、ハドソン川から打ち上げ
メイシーズの独立記念日花火大会

7月4日の独立記念日に毎年開催されるメイシーズの花火大会が、10年ぶりにハドソン川に戻る。1976年の米国建国200周年を記念して始まって以来、恒例となった花火大会の開催地は、イースト川とハドソン川の間で何度か入れ替わった。2009年からは、探検家のヘンリー・ハドソンが1609年にこの地に到着してから400年経ったことを記念し、ハドソン川で開催されるようになった。ただ、5年後の14年、デブラシオ前市長は、より多くの市民がアクセスできるよう、イースト川に戻した。
花火大会の開催場所が、ハドソン川に変更された理由については明白ではないものの、大会を主催し、費用を負担するメイシーズによる決定だという。同大会のエグゼクティブプロデューサーは声明で「場所の選択には、ショーのデザイン、使用する花火の大きさや規模、安全上の要件、アクセスしやすい観覧場所など多くの要因がある」と指摘した。
この決定を受け、イースト川周辺に住む住民の反応はさまざまだ。花火大会開催日は、市警(NYPD)のバリケードを通過するために、一日中、賃貸証明書のコピーなどを持ち歩き、居住地を証明しなければならない。こうした煩わしさや、花火見物の観光客による混雑がなくなることを喜ぶ住民もいる。(14日、ニューヨークポスト)
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